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ベイユヴェールのプチガトー


「まるちゃんは知っている!!!」

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「ゆうおねいさんがケーキを召し上がっていることを!!!」

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クネクネとおねだりポーズのまるちゃん。

「くださーい!」

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ベイユヴェールのプチガトーをいただきました。

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とっても小さいけど、送料込みで千円くらい。(←すぐ値段のこと言う)

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ちなみに直径5.5センチ、高さも5センチです。

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ナイフとフォークで丁寧にいただいても4口で終了です…でも夢のような4口でした。足りないくらいが美味しいのだと思い知りました。

まるちゃんがこの味を覚えたら大変なので香りだけ楽しんでもらいました。

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はなちゃんは毎朝、お腹を見せながら「降参です、敵じゃないです、仲間です、わたしかわいいんです」とやっています。

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アピール先はみいちゃんです。

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全く通じてませんけども。

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「なんで通じないのかしら、おなかより背中のハートかしら、それとも賄賂かしら」と思案するはなちゃんです。

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さて、テレワークもどうやら今週で終わりです。前にいた会社は「通勤の概念なくす。原則テレワークへ移行」などと言ってる様子。辞めなかったら恩恵にあずかれたかしら、と思いつつ、いえいえ、辞めたあとの幸せを考えると辞めてよかったとしみじみ思うのです。それに私には研究所って合ってるのかも。ガツガツではなくコツコツ型なのです。研究員の雰囲気もとても優しいのです。

昨夜、吉本隆明さんだったので、100分de名著、というEテレの番組を観ました。
私は吉本ばななさんのデビュー当時からのファンですが、お父様の本は一冊たりとも読んだことはありません。しかし、「共同幻想論」という言葉を昨日聞いて(もちろん初耳)その言葉自体にピン!と来て、子供の頃に感じていたあることを思い出しました。

「要するにこの世界は”みんなでこれを信じましょう!”ということか?」というようなことです。幼稚園に行っていた頃に思っていたことです。集団生活に非常に嫌悪感があった私は「なぜ集団で同じことをするのか、なぜ幼稚園に行かないといけないのか」というようなことを毎日親に聞いていました。親は、行きたくないの?いやなの?的なことばかり返してきますが、私の質問内容としては、なぜ行くのか、さらにいえば、この、毎日繰り返しているこの生活はなんのためなのか、とか聞き始める始末です。

死んだおっさんかなにかの魂がすぐ生まれ変わっちゃって中途半端に人生を覚えていたのでしょうか、前世でも引きずってたのでしょうか、とにかく生きることへの違和と疑問がすごかったのです。

どうやっても親から答えが引き出せない私は、こりゃ茶番だわ、と言葉は知らないけどそのようなことを思いました。学校でも、みんなで同じことを習う、同じようにやる、ということに大変な違和感。家は家で大変不穏でしたので子供ながらにガンになったときは家から出て東京の病院に入院できて本当にほっとしたものです。

病院では毎日生死にかかわる仕事をしている医者や看護師さんや、ボランティアの大学生などがいて、学校とは違う様々なドラマが展開されていました。理不尽な展開も盛りだくさん。どんなにいい子でも死ぬときは死ぬのです。そんな世界から見る学校というのは大変狭い世界で、狭い檻に入れられて調教される何かに見えていたので、退院しても学校にはほとんど行きませんでした。

そして久しぶりに会社というところでひとびとに混じったときに聞く言葉への違和がまた吉本隆明さんの言う言葉にぴったんこだったのです。
共同幻想。ほんと、それ。

入社してすぐに総務から「人生の計画書」というのを渡されました。
「入社して数年して結婚して子供を産んで子育てしながら働いて定年を迎えて孫に囲まれる」というようなイラストでした。私は「人生の計画が立てられると思ってる人がいるなんて!」とその冊子を観て、それも総務がそんなものを渡してきてびっくりしました。

私の幸せはそこには全然ないな、と思ったのです。夫婦の不和がどんなものか知っていたし、子供が病気で死ぬのもたくさん見たし、幸せを出来事に求めると一瞬で崩れます、災害とか病気とかで。幸せは出来事ではなく内面の問題だよ、とそのアホくさい冊子を捨てました。起こる出来事をコントロールできる人はひとりたりともいないのです。結婚して家族に囲まれて幸せ、というのを幻想とは思いません。でも誰もがそうであるべき、と思うならそれは幻想かも。

私は共同幻想からはまずは一歩引いて自分の言葉を探そう、同調圧力には気を付けていよう、といつも思っていました。楽しい共同幻想なら大いに乗りますけどね。

毎日起きる出来事を細かく細かく区切ってよく見て、今目の前にあることだけを大切にするのです。細かく区切って感じられた日は幸せな日です。

そのためには体力も必要。ということで、今筋トレブーム。20代の頃にも私の中で空前の筋トレブームがありましたが、今ふたたび。

20分筋トレすると成長ホルモンが出るらしいです。ホルモン出てるー!と思いながらやると俄然楽しくなります。今日もヨガマットを敷いて筋トレするぞー!おー!

Commented by harry at 2020-07-08 00:08 x
ぷちケーキもかわいいねぇ。
そして高級にゃね。

ころりんちょまるちゃんも
ころりんちょはなちゃんもかわいいねぇ。

私も子供の時すごい茶番だと思ってた。
宇宙人なのかもって思ってたわ~。

会社でそんな微妙な冊子配ってたんだ。

テレワーク終わっちゃうのね。
定着すればいいのに。

Commented by kuroguly18 at 2020-07-08 09:57
4口で終わる、とか、♡か賄賂で笑っていたら。吉本隆明でビックリ。
まさか吉本隆明さんが出てくるとは思わなかったので・・・。
馬鹿にしているのではありません<m(__)m>
私もこの戦後最大の思想家と言われた方を知ったのは、猫本からでした。
「それでも猫は出かけていく」の著者、ハルノ宵子さんが娘で、吉本ばななさんがハルノさんの妹と知ったのは、さほど古い話ではありません。

私は学もないくせに小難しいことばかり考え、未消化で自分の確固たる考えとして纏められないもどかしさ、いくつになっても青臭いままです。
表面的にはごかかしていますが、文章には出てしまいます(-_-;)

だから、貴方が書いたこのような文章に出会うと、すごい人がいるなーーー、と脱帽なのです。
Commented by u3chaco3 at 2020-07-08 13:05
> harryさん
プチ高級ケーキ。でもこれくらいが一番おいしく感じるのかも?!
あまり多いと胸やけももれなく付いてくるので…。

宇宙人!(笑)
子供って言葉を知らないからいろいろ言わないけど、
内面はとっても哲学してるんですよね。
たまに友達の子供を問い詰めちゃって、
すごい深いこと言ってるんだけど、とってもプライベートな
デリケートな部分だから、言ったあと、しまった!ってなるんですよね。
そうなるともう話してくれないのです。

会社のあの冊子もそうですが、面接でも「結婚しても仕事続けますか?」に
始まって、ぜひここの社員と結婚してください、とか、女性社員はみんなお嫁さん候補ですから、とか
とにかく結婚結婚でした(笑)すごい時代ですね。

テレワーク定着せず!残念!!
でもそのうち福利厚生に入ってくるような気はします。
Commented by u3chaco3 at 2020-07-08 13:05
> kuroguly18さん
ハルノ宵子さんはばななさんを通してしか知らないのですが、
「開店休業」を読みました。もっともっとエッセイ読みたいな、って
思ったけど、ばななさんほど内面のことを話さない感じもしました。

お父様の本は読んでないけど、ばななさんとの親子対談本があるんですよ。
それを読んだら気が済んでしまって(笑)
でもこの100分de名著でおさらいしたら他の本も読みたくなるでしょうかね?
男性のエッセイはほとんど読みませんけども、野口晴哉さんとか池波正太郎さんとか
明治、大正の男性のお話は好きです。

100分de名著はまだしばらく吉本さんのようなので(この番組のことをよく知りません…)
ぜひ来週ご覧になってみてください。伊集院さんのコメントが分かりやすくて面白かったですよ。
Commented by memmon at 2020-07-08 20:49
筋トレ頑張ってね。

筋肉は裏切らない!の谷本先生、最初変なおっさん出てきたなぁ〜と思ってましたが、あそこまで一途だと美しく見えてきて、今は大好きになりました。最後に取って付けた様なポーズをされるでしょ?あれを見るのが大好きで、真似します。
Commented by u3chaco3 at 2020-07-08 22:19
> memmonさん
あの筋トレ、初めて見たときは真似できないなぁ、と思ってたのに、やってみたらできないこともなく…二日後に凄まじい筋肉痛でケガしたかと思いました。翌日じゃないのが切ない(笑)
武田真治くんは同い年なのでやれないことはない!と頑張っております。
by u3chaco3 | 2020-07-07 19:15 | Comments(6)

猫たちとの日々を中心としたあれこれ。


by ゆう